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D3ブログ - 『銀座展望台』4月11日(火曜日)雨

『銀座展望台』4月11日(火曜日)雨

カテゴリ : 
銀座一丁目ブログ
執筆 : 
makiuchi 2017-4-11 9:24
▲何気なく「明治・大正・昭和・世相と事件・雑学辞典」(毎日新聞刊)を見ていたら2・26事件の際、反乱部隊に布告された「兵に告ぐ」が一世の名文と出ていた。これまで何度も目にしているが名文と思ったことがない。書いたのは当時陸軍省新聞班『つはもの』の編集長大久保弘一少佐(陸士27期)であった。「兵に告ぐ」は昭和11年2月29日8時48分、JOAKから放送された。
「勅命が發せられたのである。
既に天皇陛下の御命令が發せられたのである。
お前達は上官の命令を正しいものと信じて絶對服從をして、誠心誠意活動して來たのであろうが、
お前達の上官のした行爲は間違つてゐたのである。
既に勅命天皇陛下の御命令によってお前達は皆原隊に復歸せよと仰せられたのである。
此上お前達が飽くまでも抵抗したならば、それは勅命に反抗することとなり逆賊とならなければならない。
正しいことをしてゐると信じてゐたのに、それが間違つて居つたと知つたならば、徒らに今迄の行がゝりや、義理上からいつまでも反抗的態度をとって天皇陛下にそむき奉り、逆賊としての汚名を永久に受ける樣なことがあつてはならない。
今からでも決して遲くはないから直ちに抵抗をやめて軍旗の下に復歸する樣にせよ。
そうしたら今迄の罪も許されるのである。
お前達の父兄は勿論のこと、国民全体もそれを心から祈つてゐるのである。
速かに現在の位置を棄てゝ歸って來い。
戒嚴司令官 香椎中將」
雑学辞典によると大久保少佐は反乱を知らず、ただ上官の命令に従っただけの兵たちを何としても助けねばならぬとマイクの前に待機するアナウンサーに一枚書いては渡すという超人的努力によってわずか6分で完成したとう。この大久保少佐の兵を思う切々たる気持ちと切迫感がラジオを通じて聞く人々の胸を打ったと当時の新聞は伝える。なるほど、まさに歴史的名文と言えるかもしれない・・・・

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