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D3ブログ - 「銀座展望台」11月18日(日曜日)曇

「銀座展望台」11月18日(日曜日)曇

カテゴリ : 
銀座一丁目ブログ
執筆 : 
makiuchi 2018-11-18 9:58
▼戦後73年。恩讐を超えて日ソ平和条約は早く締結すべきだと思う。問題は北方4島の返還問題。「戦争で取られたものは戦争で取り返すもの」と言われている。安倍晋三首相がロシアのプーチン大統領とのシンガポール会談で「平和条約締結後に歯舞、色丹両島を日本に引き渡す」と明記した日ソ共同宣言(1956年10月19日締結)を基礎に平和条約交渉を加速することで合意したという。
原点に返るのは悪い事ではない。
会談後の記者会見で安倍首相は「戦後残された課題を先送りすることなく必ず終止符を打つという強い意志を完全に共有した」と語った。安倍首相の意欲を買うが前途はけして平たんではない。
日ソ共同宣言は日本語、ロシア語をともに正文と定められている。その第9項には「日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は、両国間に正常な外交関係が回復された後、平和条約の締結に関する交渉を継続することに同意する。 ソヴィエト社会主義共和国連邦は、日本国の要望にこたえかつ日本国の利益を考慮して、歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする」とある。
此処には国後、択捉は明記されていない。しかも「返還」でなく「現実に引き渡される」とある。プーチン大統領が記者会見で「どのような基準が設けられてどちらの主権になるかが記されていない」と述べたのは当然である。「現実に引き渡される」とは具体的に何を意味するのか良くわからない。「現実に」という言葉は外交上何を意味するのか。すんなり北方領土を引き渡すとは考えられないのだ。日本側の考え方は歯舞、色丹の返還に道筋をつけた後、国後、択捉の帰属問題を解決させることであろうがそう簡単なものではない。さらに歯舞、色丹が日本に引き渡された後の両島の米国とのかかわり方である。昨年12月の日ソ首脳会議でプーチン大統領は日米安保条約第5条を根拠に、米軍がこれらの島に展開することをロシアの安全保障上の懸念を示唆した。これにも明確な答えを出さねばならない。
正直言って日本とロシアの国益が絡む。日本は「返してほしい」ロシアは「返したくない」がそれぞれの本音である。事実、戦後73年を経過、島にはロシア国民が住んで生活をしている。2年前から始めた北方領土での共同経済活動もうまく機能していない。首脳同士仲がよいといってもこと外交問題である。下手な妥協は出来ない。だから先送りしてきた。
安倍晋三首相に良い知恵があるとも思えないが・・・

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