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D3ブログ - 最新エントリー

 ▲岩波書店の「図書」12月号に酒井啓子さんが「“蝶々の羽ばたき”から世界を読む説く」という一文を書いておられた。面白く拝見した。その中に「ブラジルの蝶々がテキサスで竜巻を起こす」の文章があった。私はとっさに「古池や蛙飛び込む水の音」の芭蕉の句を思い出した。静けさを破った池の波紋は全体に広がる。人は静けさのみに関心を寄せないが池に広がってゆく波紋はさまざまな現象を起こす。現代人は波紋に注目しなければならない。
ネットで調べると、「蝶の羽ばたき云々」は気象学者のエドワード・ローレンツの言葉に寄る。「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」という問い掛けと、観測誤差を無くすことができない限り、正確な長期予測は根本的に困難になる、という数値予報の研究から出てきた提言に由来するという。
酒井さんの言わんとする所は世界の一点で起きたささやかな出来事がやがて世界を震撼する事件になりうるということである。大正3年7月、セルビヤの一学生によるオーストリアの皇太子夫妻の暗殺が第一次世界大戦を引き起こした。現代は蝶々の羽ばたきに気を使わねばならなくなった・・・
▲あすから「師走」。一向に忙しくならない。書斎の整理ぐらいか。
「新型ウイルス」が未だに衰えない今、外出もできずやるべきことはあまりない。
「冬や今年我病めり古書二百巻」子規
まあ慌てることはない。ゆっくり、のんびりと後始末をしよう。
▲29日の日曜日。府中東京競馬場で『第40回ジャパンC』が行われた。コロナ騒ぎがなければ競馬場へ出かけるのだが抽選入場のためネット投票で我慢する。スポニチの予想通リに買う。その予想通リ1着アーモンドアイ、2着コントレイル、3着デアリングタクトときた。ほんの少し儲かった。
アーモンドアイが獲得した総額賞金は19億1526万3900円。
『冬や今年我外へ出ず時代小説百冊』
▲「咳をしても一人」尾崎放哉
毎日新聞の坪内稔典の「季語刻々」に載っていた(29日)。
放哉のことを小説『海も暮れきる』を書いた吉村昭は取材して放哉が村人から嫌われていることを知り自分も付き合いたくない男だといったという。「漂白の詩人」と言われる男の心のうちはわからない。一高、東大を出て一流企業に勤めながら酒に溺れ一時は満州までさまよった。大正15年4月7日なくなった。享年40歳であった。
「墓のうらに廻る」
「足のうら洗えば白くなる」
「こんなよい月を一人で見て寝る」
「すばらしい乳房だ蚊が居る」
▲府中の居を構えて65年立つとまわりの風景が一変する。
毎日新聞社員47世帯が住む住宅街であった。中央線の国分寺駅からも京王線の府中駅からも『毎日住宅』といえば通用したが今は『どこですか』と聞かれる始末である。もっとも最近はタクシーに乗ることは殆どない。
現在毎日新聞のOBとその家族が僅かにいるが後は毎日新聞と関係のない殆ど知らない人ばかりである。災害の際どうなるのか心配である。
現在右隣の家は息子さんの代になっていて、最近府中市内転居するというので解体作業中である。この解体作業の業者さんはホコリもあまり大きな音も出さず手際よく作業をしている。我が家で不要になっていたガス台もはこんでくれた。連れ合いがコーヒーを差し入れたところ皆ブラックで飲んだ。砂糖の袋が戻ってきた。
道路を挟んだ左隣の奥さん(90歳を過ぎている。ご主人は10年ほど前になくなった)一人住まいであったがつい10日ほど前に突然なくなった。今は誰も住んでいない。これもまもなく取り壊される運命にある。
なくなった奥さんのとなりに住んでいたのが社会部で一緒に仕事をした友人であったが5年ほど前に立川の介護施設のマンションに移った。その後の70坪の敷地に2階建ての家が2軒もでき今は子どものいる若夫婦組が住んでいる。顔を合わせれば挨拶はする。
中野に住む息子に聞くと『親父さんたちがいなくなったらすぐ売るよ』という明快なる答えであった。
▲本年度の新聞協会賞に毎日新聞の『にほんにいきる』(代表・奥山はるな記者)が沖縄タイムス、中国新聞とともに選ばれた。
「にほんにいきる」は外国籍のこどもたちの学ぶ権利を問うキャンペーンであった。
『紙面は命、販売は力』というがこのところ毎日新聞の部数は一向に伸びない。むしろ減っている。朝日新聞、読売新聞に後塵を拝している。
毎日新聞は受賞した『新聞協会賞』は朝日新聞や読売新聞を超えている。いつに『販売の力』が落ちているからである。
新聞はネットに押されているが新聞の使命は『報道』『評論』『解説』で読者に答える紙面を適確に総合的に提供することである。新聞がなくなることはない。
毎日新聞のOBである私は新聞を応援する。
▲『新型コロナウイルス』ますます猛威を振るう。
何でもかんでも政府の責任にするな。
自分の体は自分で守るのが原則。
GOTOキャンペーンを利用するか、しないかは自分次第である。
自分の国を守るのは自分たちである。コロナ対策も同じことである。
いつの間には日本人は指示待ちの人間になってしまった。
▲スポーツは強いものが勝つ。鉄則である。
日本シリーズでソフトバンクに4連敗した巨人よ、強くなって出直せ。
巨人が弱くてはプロ野球が面白くない。
▲12月は2つあった予定がキャンセルになって外出の機会がない。もっぱら読書をする他ない。時代小説と推理小説である。読まないといけないと思っている野上弥生子の『迷路』上・下(岩波文庫)は机の上においたままである。
あと5年の命、昨今は自分の好きなことをする方針なので仕方がない。
▲『競輪という世界』(文春文庫)という本が送られてきた。
2日前に全国の競輪場を巡っている女性のことをテレビ紹介していた。
『競輪ブーム』かなと思ったりもする。
競輪の創始者は陸士40期生の倉茂貞助さんである。陸士には10年ぐらいしかいなかった。特異の才能の持つ主であったのであろう。
競輪選手は年に70名の新人選手が登場するが半年ごとに30名の選手が肩を叩かれ消えてゆくという。
S級S班に所属する選手は1年で軽く億を超えるお金を稼ぐ世界である。
歌の世界同様浮き沈みの激しいところようである。
私は馬券を買うが車券を買ったことがない。
馬と自転車の違いは馬は動物で自転車は機械である。
私は機械よりも動物が好きだということである。
▲3連休GOTOトラベルはそれなりの効果を上げたようである。
行楽地はかなりに賑わったようである。
友人も車であちこち旅行をしたとメールをくれた。
私は「外出自粛」「3密回避」を守って自宅周辺を散歩したのみである。
全国知事会で菅首相の“丸投げ”を批判したが地方自体でできることがあるのではないか。
地域住民の安全と健康を守るためにそれぐらいの裁量権はあるはずである
▲「嘘」はいつかはばれる。
安倍晋三前首相が主催した「桜を見る会」の前夜祭開催の費用について、安倍首相側が嘘をついていたようである。会場のホテル側に支払われた総額が、昨年までの5年間に計約2300万円であるのに参加者からの会費徴収額は計1400万円余りしかなかったというのである。東京地検特捜部は、差額の計800万円超を安倍氏側が補填していた可能性があるとみて、捜査している。
▲勝負の世界は強いものが勝つ。
だが強いものでも「心」に隙きが出れば負ける時がある。
勝負は「心・技・体」の充実を説く。
大相撲11月場所、千秋楽での13勝1敗の大関・貴景勝対12勝2敗の小結・照ノ富士の本割の一戦と優勝決定戦にその思いを深くする。
本割で圧倒的な強さを見せ貴景勝を退けた照ノ富士が優勝決定戦であっさり押し出されたのは心の隙きが生じたからである。立ち会いで腰高になる癖が出てしまった。そこを一挙に貴景勝につけこまれた。
プロ野球日本シリーズは論ずるに足りない。
▲斎藤史の歌である。
「“明治の御生まれです”と紹介し若人は我を切り放したり」
(“THIS LADY WAS BORN 
IN THE ERA OF MEIJI―” 
INTRODUCINGU ME 
LIKE THAT, THE YOUNGU MAN CUT ME 
OFF FROM ALL THE OTHER GUESTS。)
昨年からゴルフをやめたが1年前、ゴルフ場にゆくと申込み書に「大正」の文字がなかった。のけものにされた気がした。
今は切り離すのは若者ではなく「新型コロナウイルス」である。
「コロナ禍や我切り離す冬の朝」悠々
XOOPS Cube PROJECT