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D3ブログ - 銀座一丁目ブログカテゴリのエントリ

▼過ちを犯した時、先ず第一に「謝罪」。次に「現状ヘの復帰」、それが出来なければ補償する。第三は二度と過ちをしないという対策を示すのが決まりである。
これがなかなかできない。
日大と関学とのアメフトの一戦で悪質なタックルをした反則問題で日大の選手が卒直に謝罪、アメフト選手を断念する旨を360人の記者の前で述べた。この選手はすでに両親と一緒にけがをさせた関学の選手に謝罪を済ませている。この一連の行動は褒めて良い。
それなのに日大の前監督、コーチの態度は醜い。
正大公正を旨とするスポーツ精神に著しく反する。
選手を見習へ。
「過ちを改むるに憚ることなかれ」
人間の価値が問われるのは過ちをした後の処置の仕方である。
▼3月1日号の本誌「茶説」で裁量労働制拡大に反対した。その際の見出しは「おめぇ それでも日本の総理大臣か もぐりじゃねのか」であった。
それから4ヶ月後、今度は加計学園問題に関して虚偽答弁の疑いが出てきた。
もともと、首相の座にあるものが自分が何もしなくても知人に便宜を与えたと国民に印象を与えることはするものではない。
だから「李下に冠を正さず」というのだ。
もう一度前記の見出しを言いたい心境である。
▼是枝裕和監督(55)の映画「万引き家族」がカンヌ映画祭の最高賞に輝いた。
日本人監督作品としては21年ぶりの快挙。
1954年衣笠貞之助監督の「地獄門」1980年黒沢明監督の「影武者」1997年今村昌平監督の「うなぎ」に次ぐ名監督の誕生である。
6月8日から公開される。
全国200館規模というが少なすぎる。映画館に系列があるとはいえ何とかならないものか。
もっと映画を大切にしたいものだ。
▼俳句は森羅万象を575におさめる。
大相撲夏場所の関脇逸ノ城対小結遠藤の一戦。見ごたえがあった。私はこの場所好調の逸ノ城が勝と予想したが当たらなかった。
「負まじき角力を寝ものがたりかな」蕪村
俳句は画にもなる。
「不二ひとつうづみのこして若葉かな」蕪村
蕪村にはこんな雄大な句もある。
「稲づまや浪もてゆえる秋津しま」
蕪村はいい句を残している。
「雨となる恋はしらじな雲の峰]
[たえだえの雲しのびずよ初しぐれ」
日大と関西学院大のアメフトの練習試合での日大選手のラフプレーはひどい。
「若緑くさき病葉声も出づ」悠々
▼政治の世界もスポーツの世界も嘘つきが多くなった。
日本人は「恥」を忘れてしまった。
平気でうそをつくようになった。加計学園・森友学園問題に対する官僚の答弁は聞くに堪えない。日大ノアメフットの監督は選手に反則を進めながら否定する。
スポーツは本来フエアで、正々堂々と戦うもの。この精神何処へ行ったのか。
礼を重んじ名誉を己の心情とした日本人は何処へ行ったのか。
球を持たない閑学のQBに背後からタックル日大の選手の写真は今の日本の悪い一面を象徴的に示す写真である。
本年度の報道写真特別賞になりうる作品だ。
▼米国大使館のエルサレム移転に伴うガサ地区の抗議デモでパレスチナ人死者60人を出す。抗議デモはさらに続く。ヒズボラもやがて行動に出る。
国連は1980年イスラエルがエルサレムを首都と宣言したがこれを無効とする宣言を採択している。このため各国は大使館をテルアビブに置いている。
この紛争はますます大きくなる。
それが分かっていてもトランプ大統領はキリスト教福音派やイスラエル勢力の意向を受けて強行した。どうやらトランプ大統領は血を好むようだ。
そのうち必ずしっぺ返しを受ける。
▼新潟市で小学2年生の女子生徒が殺害された事件が発生1週間で解決した。
5月9日の本欄で次のように書いた。「7日午後10時半ごろ新潟市で小学校2年の女子生徒が絞殺後線路に遺棄された電車にはねられる事件が起きた。上り下りの電車の関係から犯人が現場に死体を遺棄したのは10分間の間という。犯人は土地勘があり現場周辺に住む変質者である。前科があるかもしれない。緻密な聞き込み、地取り捜査をすれば犯人はすぐに逮捕される。『検挙に勝る防犯なし』。早く犯人を逮捕することである」正にその通りになった。
ところでNHK,毎日新聞は容疑者を「近所に住む23歳の男」と表現して住所・氏名を明らかにしていない。
何故か大いに疑問に思う。
他の媒体は小林遼(23)と明らかにしている。
ささいな事件でも氏名を明記しているのにこのような悪質に事件の容疑者の名前を伏せるのはそれなりの理由があるのであろう。その理由を書けばよい。書かないのは怠慢と言うほかない。
読者に疑問を与えるような記事を書けば新聞は次第に読まれなくなる。
▼北朝鮮の金正恩監督・演出のドキュメントドラマ「核廃絶への道」が幕をあげる。5月23日から25日の間に北朝鮮は核実験場の坑道を爆破する。アメリカ、韓国、中国、ロシア、イギリスの報道機関に公開する。
何処かでこれと同じようなドラマを見たような気がする。調べると10年前の2008年6月27日父親の金正日労働党委員長が核を放棄すると称して原子炉冷却塔を爆破した。この時は核放棄を目指して6者協議中で、米国CNN,日本TBS,韓国MBCがその模様を放映した。この際、北朝鮮は米国から「テロ支援国家指定解除」の制裁を勝ち取っている。それから10年未だに核廃絶は進んでいない。それどころが核開発は一段と進み、核弾頭を運搬できるICBMまで配備するまでになった。
南北融和の韓国と北朝鮮の首脳会談など一連の北朝鮮の動きに世界は歓迎ムードである。
「歴史は繰り返す」「子は親に似る」。
6月に開かれる米朝会談も成功するであろう。世界は歓迎一色に埋まるかもしれない。が、それはあくまでも表向きでしかない。見せかけである。朝鮮は核を廃絶することはない。悲しいことにドラマ「核廃絶への道」は一場の夢でしかない。
▼マレーシアに92歳の首相が誕生する。「同じ年の人が一国の首相を務める。負けてはおれない」という気持ちになる。早速、友人から2007年5月11日の毎日新聞の「余録」がメールで送られてきた。メールに曰く「マレーシアに92歳の首相誕生とは驚きです。 マハティールさんは大の親日家ですが、彼の不遇時代に三井物産が支援したことが大きいと思います。僕の後輩で同じ非鉄部門に一時在籍していた鈴木一正君(故人)が橋渡しを務めました」
「余録」は青年時代のマハティール首相が食品公社の社長に左縁された際の三井物産の鈴木一正氏との交流を書いたものである。公社のパイナップル缶詰は粗悪でまるで売り物にならなかった。不遇のマハティール氏と出会った鈴木氏が米国製缶詰製造機の導入に奔走、お蔭でいい缶詰ができた。商社が輸出の権利を争った。鈴木氏の提示した条件は悪く、よそに決まりかけたとき、マハティール氏の一言で逆転した。「ここまできたのは誰のおかげだ」(マハティール著『立ち上がれ日本人』新潮新書)。マハティール氏は信義を重んじた。首相になってからルック・イースト政策をやった。日本から「規律・勤勉・忠誠心」を学ぼうという運動である。この日本人イメージは商社マン・鈴木氏から得たものだという。
15年ぶりに首相に返り咲いたマハティール首相の手腕が問われるが、それはともかく、その日常生活と健康法を聞きたいものだ。わたしが特派員なら健康法を詳しく記事にする。
▼米朝首脳会談が6月上旬開かれる。
表向きは成功するであろう。「核廃絶」「完全な検証可能で不逆的な核廃絶」は文書として残されるであろう。世界中が大歓迎する。
北朝鮮の金正恩労働党委員長が2度も中国の習近平主席と会談、抑留した3人の米国人を釈放するなど会談に向けて並々ならぬ努力をしてきた。
トランプ大統領も中間選挙も控えている。ノーベル平和賞の事も頭をよぎる。
問題は北朝鮮が「核廃絶」を実行するかどうかである。途中で辞めてしまうであろう。
国同士で交わした約束事が破棄された事例は枚挙にいとまがない。
最近の事例は日韓の「慰安婦問題」である。政権が変わったら前の政権の約束事が守られてない。日ソ不可侵条約もソ連に破棄されている。
この場合どうなるか。最悪の場合は米朝の戦争であろう。
常に想定外の事態も考えて対処すべきであろう。
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