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D3ブログ - 銀座一丁目ブログカテゴリのエントリ

▲米国のフェイスブック〈FB〉が計画する仮想通貨〈暗号資産〉「リブラ」へ世界の警戒感強まる。世界に銀行口座を持っていない人が17億人もいるという。『外国にいる家族へお金を送ったり買い物をしたりするための通貨だ』とFBは社会的意義を強調する。
FBの世界の利用者は20億人を超える。『リブラ』が拡大すれば世界の金融・通過システムがおかしくなるのは目に見えている。基軸通貨ドルを上回る恐れは充分ある。円・ユーロなどは「リブラ」の前に影が薄くなってしまう。
野放しにする訳にはいかないであろう。主要7ヶ国の財務相・中央銀行総裁会議で規制につて討議するのは当然である。
それにしても「リブラ」とは世界にはアイデアマンがいるものだ。感心の他ない。
▲『路に落ちたるを拾わず』という。道徳も地に落ちた。
16日昼過ぎ市ヶ谷駅から乗った区間急行橋本行京王線の電車中で嫌な風景を見た。中年の婦人が笹塚で降りた30代の若者が座席の下に置き忘れた折りたたみの傘を猫ばばしたのである。
座席は優先席であった。私はその若者前に座っていた。若者が降りてから傘が座席の下に落ちているのに気がついた。同時に若者の隣に座っていた50歳ぐらいの婦人も気がついたようである。途中の駅で婦人が降りる段になって床に置き忘れた傘の前に自分の手提げを置いて壁にして何食わぬ顔をして持ち去った。特徴のある顔をしていた婦人であった。
唐王朝〈618-907〉の名君大宗と臣下の間で交わした問答集『貞観政要』には『路に落ちたるを拾わない』という言葉がある。大宗の名治世のおかげで民が豊かになり国民の道徳心も高まった。このため国民は「路に落ちたものは拾わなくなった」という。残念ながら今の日本ではそうはいかないようだ。良い人も少なくないのだが・・・
『四知』という言葉がる。人が見ていないから『この程度のことは許されるだろう』と人は卑しいことをしかねない。とんでもない。天が知る。神が知る。あなた自身も知っている。私も知っている。己に恥じないことしよう。たかが雨傘さというなかれ。
▲ソ連共産党政権は70年で滅んだ。その歴史をたどれば中国共産党政権は政権が樹立したのは昭和24年だから今年が70年である。私は2019年ごろ中国共産党政権が危機に陥ると書いたり人に話したりしたことがある。この予想は見事に外れた。
だが2019年第1,4半期のGDPの伸び率が6.2%と10年前の第2,4半期の6.4%より低かったのは楽観を許さいない。とりわけ内需〈投資・消費〉の落ち込みがひどいのが問題をはらんでいる。実質のGDPは5%台である。しかも平成10年頃から生産人口が減少に向かっている。人民の不満をどこまで抑え込めるか・・・・
最も中国は1992年〈平成4年〉旧ソ連や東欧に人を派遣して共産党体制崩壊した原因を調査した。その結果『党への忠誠心が高い『紅2代』を幹部に登用する必要があると結論づけたといわれる〈朝日新聞中国総局『紅党』朝日出版刊〉。それで習近平政権が誕生したという。
13億の民を食わせるのは容易なことではない。構造改革が急務である。もっと資本主義を取り入れることだ。中国は覇権主義を捨てて内治に力を注ぐときに来ているように思う。
▲15日は「海の日」。梅雨が開けていないのに『海の日』とはこの日を祝日としたのに疑問に思う。新聞に『海の日』の文字見当たらず、無関心である。世の中は忙しいらしい。
『海の日やしとしと雨が降り続く』悠々
パソコンで調べると、1995年(平成7年)に制定、1996年(平成8年)から施行された。
制定当初は7月20日だった。まだこの日のほうがいい。
2003年(平成15年)の祝日法改正により、7月の第3月曜日となった。 「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」が趣旨。
休みが多すぎる。『小人閑居して不善をなす』〈大学〉。一人を慎めということである。
ともかく私はのんびり過ごす。『俳句』の本や「司馬遷-史記の世界―(武田泰淳著・講談社文庫)を読む。
▲『柳の下に泥鰌は一匹』というが『泥鰌が2匹いた』。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機は「やぶさ2」が小惑星リュウグウへの再着地に成功した〈11日〉。2月の着地に続く2回目で、4月にクレーターを作った際に露出した地下の岩石の破片を採取できたようである。帰還が待たれる。
着地はそう簡単なものではない。着地に失敗すれば機体が損傷して地球に帰還できなくなる。そんなリスクをおかして2度も岩石を採取する必要がるのか。トップの判断の難しさがある。そんな心配を払拭して担当者たちは2度の挑戦を試み見事成功した。
『あらゆるトラブルを想定、シュミレーションをして万一の事故に備えた』という。
宇宙探査では日本は世界のトップを行く。人の輪、外部の意見の取り入れ。想定外のトラブルに備える準備の大切さなど様々教訓を残す。
▲難問は次から次に起こる。これを上手にさばくのが政治。
米国はイラン沖の航行の自由を確保するために有志連合を検討する。
『自国の船の安全は自分の国で守れ』とトランプ大統領は言う。正論である。
日本が運行するタンカーが先日、ホルムズ海峡で襲撃されたばかりである。
石油を中東に頼っている日本は黙って手をこまねいておるわけにはいくまい。
だからといってすぐに自衛隊を派遣できないだろう。派遣する条件である『存立危機事態』だとは言えないからである。
最後はこじつけるか。『自衛隊がいるところが“存立危機状態”にある』・・・・
▲毎日新聞7月10日の『季語刻々』の俳句。
『壁青きカフカの家や夏つばめ』粟田やすし
本誌の1月1日『茶説』にカフカをとりあげた。『「今年はどんな年になるか」を書くつもりであった。考えているうちにフランツ・カフカ(1883-1924)から「無理なことをしなさんな。大上段からものを考えるな」と言われたような気がした。ともかく、「世の中は常に動乱する」とだけ指摘する。今年は平成の年号が変わる。私は大正・昭和・平成・新年号と4代を生きることになる。
「元旦や4代生きるつらさかな」悠々 』
私の駄句を俳句の師匠、寺井谷子さんが南日本新聞の「コラム」に取り上げて批評していただいた(4月25日)。『四つの年号の時代時代の只中で真摯に生きてきた自負と、歴史となった時代を創った思いを読む』とあった。望外の喜びであった。
現代実存主義文学の先駆者・カフカは私が生まれる1年前に41歳でこの世を去った。著作として「変身」「審判」「城」などを残す。早速「審判」(訳・水野享一・角川文庫)を苦労して読んだ。カフカがなくなって95年。これからもカフカは語り継がれてゆくことだろう。
▲世界の紛争の火種は絶えない。いつでも戦争の危険が潜む。
イラン核合意で定められたウランの濃縮度の上限である3・67%超える濃縮作業を始める。米国がイランへの制裁を強化すれば20%越えるのも選択肢の一つだと言う。
どこで折り合えるのか。人間の知恵は無限だから、喧嘩の応酬ではなく知恵を出せ。
それとも闘争本能をむき出しにするのか。
ある国の大使は本国へトランプ大統領は『無能』『不安定』『不適確』と極秘公電をしたというから多くは期待できそうにもない。
では無為無策でおられるのか。
「英雄よいでよ」と言いたくなる・・・・。
▲同期生荒木盛雄君から『学士会会報』(第937号)をいただく。『会員ひろば』にこんな記事がのっていた。昭和30年の秋の6大学野球でベストナインの3塁手に東大の千野敬二選手が選ばれたというのである。この秋の東大チームの成績は1勝10敗であった。
記事は何年間前に行われた20人ほどが参加した京都ツアーでのエピソードとして書かれたものである。
ともかく6大学野球で東大の選手がベストナインに選ばれること自体すごいことである。それより驚くべきことにこの時、立教大学の3塁手は長嶋茂雄選手である。それを抑えての選出である。快挙である。当時千野さんがそのことを伝えた新聞記事を小さく折りたたんで持っておられたのは微笑ましい。
私ならその新聞切り抜きを額に入れ飾っておく。
▲九州南部は記録的な大雨に見舞われる。
気象庁は『自分の命は自分で守ってください』という。これがいちばん大切なことである。
鹿児島市では59万市民に「避難勧告」を出す。市にそれだけの施設があるのか。寝具、手助けの要員、食糧の確保は万全なのか。
テレビでは妊婦が子供の手を引いて避難所に出向き、満員なので別の避難所に向かうシーンが映されていた。老人ホームでは『ここが安心と判断したので避難しません』と施設の管理者が言っていた。新聞はドキュメント『全市民避難勧告』を特集してみてはどうか。
国の場合でも同じだ。自分の国は自分で守るものだ。『平和を愛する諸国民の公正と信義』を信頼するとしても悪意に満ちた国もないではない。理不尽に攻撃を仕掛けてくる国もある。『憲法9条』が守ってくれるわけではない。自分たちの手で守る他ない。戦後74年それがわからない国民が多い。集団的自衛権の必要な理由である。
XOOPS Cube PROJECT